択捉水道より北得撫水道の方が深いそうな

北方領土問題について調べた時の記憶をメモ。北方四島は日本固有の領土である!という主張は四島は千島列島には含まれないという主張と等価である。それはそれで(そうなのか?)と思ったりもするけども。北方領土といい台湾といい、急いだ気持ちもわかるけど、サンフランシスコ平和条約はもう少し細かく規定して欲しかった。まあソ連が調印してないんだから、してたらどうってことでもないんだけど。
まあ、国際法上の話はどうでも良い。歯舞、色丹、国後の三島なら返って来るかも、という話の理由には原潜の通路としての択捉水道の重要性があるんだとか。たしか2ちゃんねる佐々木譲って人のブログの文章のコピペを見たんだと思う。択捉水道原子力潜水艦オホーツク海から太平洋に出られる唯一の回廊であり、だからロシアは絶対に択捉島は返さない。とか何とかそんな内容。へぇ、なるほどと思ってたんだけども、この前ちょっとGoogle mapsで見た感じ、明らかに得撫島の北の知理保以島新知島の間、北得撫水道の方が深い。オホーツク海知理保以島に関するWikipediaを信じるなら、水深2000mに及ぶ千島列島の中で最も深い海峡。幅も10kmくらいはあるように見える。何でこっちは通れないんだろ。まあ、実際のところ択捉のレニウムインジウム鉱山だとか、そもそもロシアが南の領土を渡すわけが、とか他の理由もあるんだろうけども。何とか経済危機につけこんで経済支援で買い取れないものかな。インジウムは大事です。